ロードクロサイトとは
ロードクロサイトとは
ロードクロサイトはギリシャ語で薔薇色の石という意味を持ちます。かつてインカ帝国が栄えた地域からよく産出されることから、日本では通称インカローズの名前で親しまれています。日本語の正式名称は「菱マンガン鉱」です。
インカ帝国において装飾品として重宝されていたロードクロサイトは、スペイン人の入植でインカ帝国が滅びた後の17世紀後半頃からその存在が地質学者たちによって認識されはじめています。(参照元:https://es.wikipedia.org/wiki/Rodocrosita)
ロードクロサイトの化学組成は MnCO3(炭酸マンガン(II))、結晶系は三方晶系。不純物のまじり具合によって灰色、黄灰色、褐色からピンク色、紅色、シナモン色を帯びます。
また、ロードクロサイトは硬度が3.5〜4と非常に柔らかく割れやすいのも特徴です。
主な産出国はアルゼンチン(カタマルカ)、ウルグアイ、ペルー、アメリカ(コロラド)、南アフリカ、ドイツ、イギリス、日本(北海道)、ルーマニア、ロシア、ナミビア、中国とされていますが、近年ではアルゼンチン、ペルー、中国が主要な産地となりつつあるようです。
ロードクロサイトの効用
「水晶は何千年もの時間を掛けて地中奥深くで形成されるため、自然のエネルギーと何千年もの記憶を持ち合わせています。水晶は採掘され、地上の光を浴びた時、扱い方を知る人に対してのみ、その効果を発揮します」(Dalia F. Walker “Bruja moderna”より)
「石はシンクロニシティや夢など、何かのサインを通じてあなたをスピリチュアルな世界へ誘ってくれます」(Judy Hall “The Crystal Experience”より)
Judy Hallは彼女の最も有名な著書 ”Crystal Bible” の中でロードクロサイトに関して次のように記しています。
※科学的、医学的な根拠はありません
- 無償の愛と慈悲の象徴
- ソウルメイトを引き寄せる
- ポジティブでダイナミックな生き方をサポートしてくれる
- 過去の性的トラウマを癒してくれる
- 痛みの感情を汲み取り癒してくれる
- 蓋をしていた自分の気持ちを解き放ってくれる
- 同じ現象が自分に繰り返し起きる理由を教えてくれる
- 真実を目を逸らさずに受け止めることができる
- 自尊心を向上させてくれる
- 心の緊張をとぎ解してくれる
- 第1チャクラと第3チャクラを浄化することにより効果が発揮され易い
(以上 ”Cristal Bible”(Judy Hall著)より抜粋)
ロードクロサイトがもたらす身体的な恩恵を最大限に享受するために
多くのパワーストーンは身体の特定の器官と共鳴し、その器官のバランスを保ち治癒を促進してくれる効果があると言われています。このためクリスタルヒーリングの専門家達は、気になる器官から最も近いチャクラ、または気になる器官の上に直接石を置き、15-20分ほど時間を置くことを推奨しています。ロードクロサイトにおいては特に手首、心臓、または第1、第3チャクラに当てる事が良いとされています。偏頭痛を和らげるには、脊椎の高い位置に置くと良いともされています。
インカローズの浄化
インカローズは棚に置いておくだけでも一生懸命その波動を発しています。波動を通じて常に周囲に影響を与えており、そしてその場の波動を吸収しています。
石が持つ本来の波動を回復させるために時々浄化をすることをお勧めします。